創業融資専門の行政書士
札幌創業支援センター
行政書士髙杉忍経営法務事務所

公庫担当者との面談で注意する事

創業融資で、日本政策金融公庫(公庫)に融資を申し込んだ後に面談がありますが、面談ではどのようなことを注意すればよいのでしょうか。

ここでは、公庫との面談の時に注すべき点をお話します。

 

1.   面談とは(概要)

面談の時期は借入申込み-借入申込書を提出してから-だいたい1週間程度で申込人の居住地、法人であれば事業所の所在地を管轄する公庫の支店で行われます。

面談は事業主の本人が対応します。

公庫では本人以外の面談や面談の同席は認められませんので、注意が必要です。

 

2.   訊かれたことに素直に回答する。

担当者から訊かれてもいないことをしゃべるより、質問の意味をよく理解して回答することを第一に考えてください。

もし、10の準備をして10すべてをしゃべったときに、15くらいの事を訊かれたら慌ててしまうでしょう。

 

3.   事業計画書に即した内容を意識する。

借入申込みの際には事業計画書も提出しますが、そこの収支計画や資金計画の内容と質問への回答に齟齬が生じたら信ぴょう性に疑いが出てしまします。

 

4.   公庫で融資を受けられるかは資金繰りの上で大変重要です。

公庫の融資条件は、保証料が無い、金利が安いなど大変有利です。

また、決算ごとの報告が(今のところ)求められないなど、創業期の経営者にとって大変メリットのある制度です。ここでの借入れが出来るか否かで、創業後1年間の事業の基盤づくりには相当影響があるとみていいでしょう。

そのために、準備を怠らず望んでください。

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